

ロンドンでブラウン一家と平和に暮らしていたパディントンのもとに、故郷から1通の手紙が届く。育ての親のルーシーおばさんの元気がないというのだ。パディントンとブラウン一家が休暇をとってペルーへ行くと、ルーシーおばさんは失踪、里帰りは一転、彼女を探す冒険へと変わる。だが、都会暮らしになれてしまい野生の勘を失ったパディントンは次々と大ピンチに遭遇。果たしてルーシーおばさんを見つけることができるのか? そして、パディントンを待ち受ける「消えた黄金郷の秘密」とは?


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クマだけど、中身はとっても紳士。英国のユーモアにあふれ、エリザベス女王ともお友達。悪には毅然と立ち向かい、その小さな身体で全世界を愛と幸せで満たすパディントンが遂に帰ってくる!
パディントンの声、ブラウンさんと娘のジュディ役には、お馴染みのキャストが集結! そして本作から、ブラウン夫人役は『メリー・ポピンズ リターンズ』のエミリー・モーティマーに交代。さらに、『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』のアントニオ・バンデラス、『女王陛下のお気に入り』でアカデミー賞🄬主演女優賞を受賞したオリヴィア・コールマン、吹替えに吉田羊が加わり、素敵な新風を吹き込んだ。
本国イギリスでシリーズ前2作を大きく上回る驚異的な興行成績で初登場1 位を記録!レビューサイトRotten Tomatoesの観客評価がシリーズ最高の91%*の高評価を得る最新作では、パディントンのルーツが明らかになり、ブラウン一家との家族の絆も試される。今、クマ史上最大のアドベンチャーが始まる!
ロンドンでブラウン一家と平和に暮らしていたパディントンのもとに、故郷から1通の手紙が届く。育ての親のルーシーおばさんの元気がないというのだ。パディントンとブラウン一家が休暇をとってペルーへ行くと、ルーシーおばさんは失踪、里帰りは一転、彼女を探す冒険へと変わる。だが、都会暮らしになれてしまい野生の勘を失ったパディントンは次々と大ピンチに遭遇。果たしてルーシーおばさんを見つけることができるのか? そして、パディントンを待ち受ける「消えた黄金郷の秘密」とは?
監督
ドゥーガル・ウィルソン
ミュージック・ビデオやコマーシャルの監督としてよく知られた存在である。これまで手掛けたCMは、Apple、IKEA、BBC、アムネスティ・インターナショナルなど多数。ウィルソンによる、英国のデパート、ジョン・ルイスのクリスマスCMは、話題の英国ポップカルチャーとなっている。チャンネル4パラリンピックのためにウィルソンが作った「We're The Superhumans」は、ブラックD&AD ペンシル賞2部門で賞を獲得したのに加え、カンヌライオンズでグランプリに輝く。また、2020年全米監督協会のコマーシャル監督賞にもノミネートされる。本作『パディントン 消えた黄金郷の秘密』(24)で、長編映画監督デビューを飾る。
製作総指揮/脚本
ポール・キング
イギリスの人気TVシリーズ「マイティ・ブーシュ」(04~07)の監督を務め、英国アカデミー賞にノミネートされる。2009年、『Bunny and the Bull(原題)』で、長編映画監督デビューを果たす。2010年、TVシリーズ「マットとデヴィッド ボクたち空港なう。」(10~11)で、再び英国アカデミー賞にノミネートされる。さらに2014年、『パディントン』の監督・脚本・原案を手掛け、全世界でスーパーヒットを記録すると共に、コメディと感動ドラマを融合させる手腕が高く評価され、英国アカデミー賞英国作品賞と脚色賞にノミネートされる。続く『パディントン2』(17)でも監督・脚本を務め、英国アカデミー賞作品賞と脚色賞にノミネートされる。その後、「スペース・フォース(シーズン1)」(20)の製作総指揮、『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』(23)の監督・脚本・原案を手掛け、英国アカデミー賞英国作品賞にノミネートされる。
製作
ロージー・アリソン
『パディントン』(14)、『パディントン2』(17)で製作総指揮を務める。プロデューサーを務めたその他の主な作品は、アリシア・ヴィカンダー主演の『戦場からのラブレター』(14)、マイケル・ファスベンダー、アリシア・ヴィカンダー共演の『光をくれた人』(16)、TVシリーズ「ザ・キャプチャー 歪められた真実」(19)、「ザ・キャプチャー 歪められた真実2」(22)、『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』(23)などがある。
イギリスの作家マイケル・ボンドが、1956年のクリスマス・イブに妻へのプレゼントとして購入した1匹のクマのぬいぐるみがもとになっている。マイケルは、当時パディントン駅の近くに住んでいたことから、このぬいぐるみに パディントンと名付け、そのストーリーを思いつき、わずか10日のうちに最初のパディントンのお話を生み出した。この作品は、「A Bear Called Paddington / くまのパディントン」として、ペギー・フォートナムの描く挿絵を加えて、1958年10月13日に発行された。
以降、150タイトル以上が出版されている。日本では最初の作品が1967年に福音館書店から刊行された。その後、アニメーション作品にもなり、今も世界中で愛され、様々な企業や団体が、そのキャラクターを使用している。グッズの中でも特に人気の高いぬいぐるみは、1972年にガブリエル・デザインズによって制作されて大ヒット商品となった。2022年6月、今は亡きエリザベス女王の即位70周年の祝賀行事の1つとして行われたコンサートのオープニング動画で、エリザベス女王とパディントンが共演したことも大きな話題となった。
『くまのパディントン』マイケル・ボンド作 ペギー・フォートナム画 松岡享子訳 福音館書店
原作:マイケル・ボンド
1926年、イギリス、バークシャー州生まれ。第二次世界大戦中は、イギリス空軍と陸軍に従軍した。1945年から執筆活動を始める。BBCでテレビカメラマンとして働いていた1958年、最初の著書 「くまのパディントン」が、William Collins & Sons(現在のHarper Collins社)より出版される。その好評を受け、何冊ものパディントンシリーズを書き上げて成功をおさめ、1997年には大英帝国勲章(OBE)を受章する。
映画『パディトン』(14) で、タクシーの後部座席に乗ってロンドンを猛スピードで走るパディントンに向かって、ワインの入ったグラスを掲げる役でカメオ出演を果たす。2017年6月に91歳で亡くなる。